最近、子供たちのあごが非常に小さくなってきています。
やわらかい物を好んで食べる等、食生活もひとつの原因になっていますが、遺伝的な要因などもあります。
その結果として歯の大きさとあごの大きさのバランスが悪く、前歯にガタガタがでたり、八重歯状態になってしまったりします。
矯正の相談にいらっしゃるお母様に「うちの子は子供の歯のときは、きれいにぎっしり歯が並んでいたんです」と言われる方が非常に多いのですが、残念ながら、子供の歯のときには、隙間が多く空いていないと大人の歯は綺麗な歯並びにはならないことが多いのです。
無料相談(完全予約制)
歯並びや矯正治療に対しての相談をお伺いし、おおまかな治療期間、費用などのお話をいたします。
初診相談費用は無料ですのでお気軽にご相談ください。
※間隔をあけて、何度か来ていただいても構いません。

精密検査、診断
X線撮影、お口の中の写真撮影、歯型の採取、問診等を行います。

治療計画説明
精密検査で得られた診断結果を基づいて、治療計画、使用する装置、治療期間や治療費について詳しく説明をいたします。

治療開始
いよいよ治療開始です。
矯正治療に使用する装置を1~3回に分けて装着します。
だいたい1ヶ月に1回程度の割合で来院していただき装置の調整を行います。
治療期間は個人差がありますが、1年~2年くらいが目安です。

保定期間、メインテナンス
歯の移動が完了したら装置を取り外します。
移動した歯が骨の中で安定するまで、取り外しの保定装置を用いて歯列、かみ合わせを安定させます。
3~6ヶ月に1回の割合で来院していただきチェックや歯のお掃除等のメインテナンスを行います。
Q1 何歳ごろに相談したらいいですか?
症状によって、治療開始時期が異なります。
気付いた時点で、なるべく早く相談されることをおすすめします。
6歳臼歯がはえそろった頃に1度相談にいらしてください。
Q2 治療期間はどれくらいですか?
症状や治療内容によって、期間は異なります。
本格的な治療においては、通常月に1度程度の通院で、1~3年くらいかかり、治療後1年くらいは保定のための通院が必要です。
Q3 歯並びをなおすために歯を抜くことがありますか?
歯とあごの大きさの不調和が著しい場合は抜歯が必要となります。
Q4 口の中に装置を入れると痛くありませんか?
初めて装置をつけた時や、力を調整した時は、3~4日、歯が浮いたような痛みがあります。
個人差がありますが、1週間程でおさまります。
Q5 食事の歯みがきは普段と同じでよいのでしょうか?
矯正装置によっても多少の違いがありますが、普通の食事であれば問題はありません。
ただし、ブラケット装置をつけている場合、歯みがきには工夫がいります。
磨き方の指導をおこないますのでじっくり時間をかけて歯を磨いてください。
Q6 治療期間中にスポーツはできますか?
装置で口の中を切ったりしてケガをすることがあるため、ぶつかり合うような、はげしいスポーツはさけた方がよいでしょう。
はげしい運動でなければ何をしても平気です。
※矯正用のマウスガードをお作りする場合もあります。
例2 永久歯がはえそろってから、矯正治療を行った場合
(上の前歯に白い器具を装着した場合)
初診相談 |
無料 |
精密検査・診断 |
¥35,000~50,000 |
矯正歯科治療費 |
¥600,000 |
クリアブラケット |
¥100,000 |
調整指導料(1回につき) |
¥5,000 |
保定装置 |
¥30,000 |
例3 小学校低学年で、床矯正を行い、永久歯がはえそろってから、矯正治療を行った場合
初診相談 |
無料 |
精密検査・診断 |
¥35,000~50,000 |
矯正歯科治療費 |
¥600,000 |
調整指導料(1回につき) |
¥5,000 |
保定装置 |
¥15,000 |
※費用は症状や治療内容によって異なります。
※支払方法は3~4回にかけての分割も承っております。
詳しくはご相談ください。
※表示金額は全て税別です。
医療費控除とは、自分自身や家族のために一年間に10万円以上の医療費を支払った場合に、一定の金額を所得金額から控除できる制度です。
一年間にかかった治療費と総所得金額に応じて所得税が軽減されます。
医療費控除の申請には、領収書が必要となりますので、医院からもらった領収書を保管しておきましょう。
※詳しくは、最寄の税務署や役所の税金相談課へご相談ください。
お子様の矯正治療をする際、いつからはじめればいいのか?という質問をよく受けます。
そこで、顎が小さくて歯が並ぶスペースがなく、歯がでこぼこになってしまっている場合を例に考えてみましょう。
①小学校低学年から始める場合
小学校低学年から始める場合、床矯正(しょうきょうせい)といって、入れ歯のようた装置を歯の裏側に入れてあごを広げ、歯が生えるスペースをつくる治療方法を選択します。
[小学校低学年から始めるメリット]
1.永久歯を抜かずにすむ
※顎が極端に小さい場合は歯を抜く場合もあります
2.その後、矯正装置をつける治療が必要になったとしても、顎が広がっているので、歯が綺麗に並びやすい
3.取り外しができるので、むし歯になりにくい
[小学校低学年から始めるデメリット]
1.床矯正だけで歯並びが改善しない場合、長期にわたって治療が必要になることがある
(その分、調整費がかかってしまいます)
2.器具を使用してもらえないと、歯が動かない
※ほとんどの場合、すぐ慣れるので平気です
②小学校高学年、中学生など永久歯がはえそろってから始める場合
永久歯がはえそろってから始める場合、ブラケットといって、固定式の矯正装置を歯につける治療方法を選択します。
[永久歯がはえそろってから始めるメリット]
1.床矯正+ブラケット矯正の場合よりも短期間ですむ
※それでも約2~3年はかかります
[永久歯がはえそろってから始めるデメリット]
1.永久歯を抜かなければならない場合が多い
2.取り外しができないので異物感がある
※ほとんどの場合、すぐ慣れるので平気です
3.歯みがきが難しい